2019年にQS学生都市ランキングで、世界で最高の学生都市として2年連続トップに選ばれたロンドン。学生都市ロンドンには多数の一流大学が揃っていますが、その中でもロンドン中心部にあるインペリアル・カレッジ・ロンドン(imperial college london)とユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL ロンドン)は、エリート大学ランキングのトップ10にランクインする2つの大学です。今回はロンドン留学をお考えの方のために、インペリアル・カレッジとUCL ロンドンの違いをご紹介します!
1.2021年の大学ランキング
インペリアル・カレッジ(imperial college london)は、2021年度タイムス紙の University Guide ランキングで5位、またQS World Universityランキングで11位、一方UCLロンドンはタイムス紙のランキングで第8位、QSランキングで第10位となっており、著名大学ランキングでどちらも上位にランクインしています。どちらの大学も海外からの学生、スタッフが多く、とても国際的な環境で学ぶことが出来ます。ランキングでUCLロンドンは、教鞭をとる学者達がトップクラスいう面で評価が上回っていますが、インペリアル・カレッジは卒業生の雇用という面で高い評価を得ています。
2.学生コミュニティ
UCLロンドンはロンドン大学を構成するカレッジの1つで、ブルームズベリー(Bloomsbury)にキャンパスを持っているので大きな学生コミュニティの中心にいることが出来ます。UCLメインキャンパスはロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)とロンドン大学バークベック校(Birkbeck, University of Londonが共有する中庭に面しており、隣接するロンドン大学のUniversity of London Union(ULU)は、ソサエティーや学生政治から、ライブ・ミュージック、ソーシャルイベントなどの活動をしています。
その巨大なUCLロンドンのコミュニティーと比べると、インペリアル・カレッジ・ロンドン(imperial college london)は、全体の学生数がUCLの半分以下とこじんまりしています。インペリアル・カレッジは以前ロンドン大学のメンバーだったので、今でも広い学生コミュニティの一員ではありますが、サウスケンジントンというキャンパスの位置とインペリアル・カレッジの独立性から、より親密で小規模のコミュニティといった雰囲気があるでしょう。
3.キャリア
2020 年度のガーディアン紙大学ガイドランキング(The Guardian University Guide2020) "卒業生の雇用可能性" で1位になったインペリアル・カレッジ。卒業生には、インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクールへの進学割引、イベントの招待など、多彩な特典が。就職マーケットの中で、産業界と密接な関係を保つことで高い就職率をキープしています。一方UCL ロンドンはUCLのキャリアサービスが就職やワークプレイスメントの紹介を行い、また専門的なアドバイスを与えてしっかりサポート。またUCLは卒業生の活躍により、企業からも高い評価を受けています。UCLも企業との連携を大切にして、学生にキャリアのチャンスを多数与えています。
4.強みの分野
2つの大学が、それぞれどのような分野で、強みを持つのかチェックしてみましょう。UCL ロンドンは幅広くあらゆる学問の分野を展開していますが、インペリアル・カレッジは主に科学や工学、マネジメント、医学を専門としています。またMBAなどを開講する3つの国際認証機関から認証を受けたトリプルクラウン校のビジネススクールがあります。
反対に、関心のある分野がアート、人文科学、社会科学の分野であれば、UCL ロンドンがリードしています。この大学は世界を牽引する人文科学の分野に加えて、トップクラスのUCL建築学校や、アートの分野で有名なスレイド美術学校(Slade School of Art)も!
5.奨学金
ロンドン留学の学費や生活費はイギリスの郊外より割高なので、資金は計画的に準備したいですね。インペリアル・カレッジとUCL ロンドン共に優れた奨学金を提供しています。ぜひ大学のホームページをチェックして、奨学金を活用しましょう!
今年の大学ランキングに関する結果だけでなく、総合的に判断して自分に合った大学を見つけたいですね。迷った時は、留学のプロフェッショナルの意見も非常に役立ちます。東京、大阪のSI-UKでは、イギリストップ大学留学をお考えの方を、出願から渡英までトータルサポートしています。
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