イギリスには世界トップクラスの法学を学べるイギリス大学があり、学士・修士課程など多数の優れた法学コースを提供しています。イギリス大学留学で法学を学ぶことで将来のキャリアを発展させるのに必要な知識とスキル、そして自信を身に付けることが出来ます。またイギリスは世界で最も優れた法律に関する専門知識のレベルと多様性を持つ国の1つであり、イギリス大学の専門分野をリードする講師陣によって、創造的で独立した思考を育むことができるようサポートされています。
キングス・カレッジ・ロンドンをはじめとするイギリストップ大学法学部入学には、適性試験のLAW NATIONAL APTITUDE TEST (LNAT)が必要となります。今回は、イギリストップ大学・法学部(学士課程)進学のための適性試験LNATについて、またイギリス大学で法学を学ぶメリットをお届けします!
【法学】LNATとは?イギリス大学で法学を学ぶメリットもご紹介
1. LNATについて
LAW NATIONAL APTITUDE TEST (LNAT)は、イギリス大学の学士課程コース出願者が法学を学ぶのに適しているかどうかを大学に示す適性試験であり、LNATを利用することで多数の高度な資格を持った出願者から、より公平な選択をするのをサポートします。このテストでは、出願者の法律やその他の科目に関する知識は評価されませんが、大学が法律を学ぶのに必要なスキルの適性を評価するのに役立ちます。例えば、
- 言葉の論理展開能力
- 情報を理解し解釈する能力
- 誘導的かつ演繹的な推論能力
- 情報を分析し、結論を引き出す能力など
LNAT はUCAS出願や学術的な資格など、他の入学審査のプロセスと共に使われています。
2. LNATが必要なイギリストップ大学について
現在、以下のイギリストップ大学の学士課程(学部)法学コースの出願にLNATが必要となります。
- ブリストル大学(University of Bristol)*
- ダラム大学 (Durham University) *
- グラスゴー大学(University of Glasgow)
- キングス・カレッジ・ロンドン(King's College London)*
- ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)*
- ノッティンガム大学 (University of Nottingham)*
- オックスフォード大学(University of Oxford)*
- ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)
- ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (University College London, UCL)*
* LNATコンソーシアムのメンバー
- LNATの内容は、LNATコンソーシアムのメンバーによって決定されています。
3. いつLNATを受ければ良い?
大学へUCAS出願する年にLNATを受ける必要があります。出願締め切りに間に合うように、できるだけ早く受験することを目標にしましょう。
4. LNATの内容
LNATは、多項選択式のテストとエッセイという2つのパートで構成されており、長さは2時間15分です。
【セクションA:選択問題の試験 (95分)】
第1部はコンピューターを使った選択式試験です。文章の一節を読んで、その理解力をテストする質問に答えるよう求められます。選択問題のテストがコンピュータでチェックされ、その結果がLNATスコアと呼ばれます。
【セクションB:エッセイ(40分)】
テストの第2部では3つの主題の中から、1つのエッセイを書くよう言われるでしょう。このセクションはテストセンターによってマークされず、LNATスコアには貢献しませんが、説得力のある議論を構築して、結論を導き出す能力を示すチャンスです。
【テストスコア】
あなたのLNATスコアとエッセイの両方が、参加している大学に提供されます。学生がUCAS出願の締め切り後にテスト結果を受け取ることはありません。
LNATについてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
LNATについてご紹介した後は、イギリスで法学を学ぶメリットをご紹介しましょう!
イギリスで法律を学ぶメリットとは?
⑴ 弁護士になるための近道
アメリカやカナダなどの国で法律を学ぶのと比べると、イギリスは弁護士になる近道の一つを提供しているのも魅力です。通常、イギリス大学の学位取得には3年かかり、その後1年間のリーガル・プラクティス・コースが続きます。その後、法律事務所にトレーニング契約(training contract)を申請することができます。一般的にこのトレーニングは2年間です。
⑵ イギリスの法制度
イギリスで法学を学べば、常に更新され適応している法制度について学習する事ができます。コモン・ロー(慣習法・判例法制度)の発祥の国、イギリスではイギリス全土の法律と、スコットランド、北アイルランド、イギリス、ウェールズの法律について学びます。コモン・ローは世界的に知られ、世界の3分の1以上がイギリスのコモン・ローに基づく法制度を有しています。
⑶ 国際的に認められた資格
900年以上前に発展したイギリスの法制度は、国際的な法律の制度に影響を与えてきました。そしてこれは多くの国で法制度の基礎となっています。またイギリスには何百もの国際法律事務所があり、世界最大の法律事務所、いくつかがイギリスに本社を持っています。イギリスで法律を勉強すれば、ヨーロッパの法律を学ぶことが可能であり、卒業すると国際的に認められた資格を取得できます。
⑷ 英語の上達
イギリスで法律を学ぶことはアカデミックな英語力を向上させるのに最適です。実社会の中で練習し、グループワークやケーススタディを書くなど実践的、また理論的に学びアカデミックな英語をしっかり身につけ、英語力を飛躍的に上達させることができるでしょう。
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