オックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)に志願する場合、合格の可能性を高めるために留意すべき注意点があります。オックスブリッジのコンサルタントから、これからの入学シーズンを前に、両大学への出願に関する重要なヒントを伺いました。
イギリス大学への出願をサポート致します。先ずはSI-UK東京・大阪にお問い合わせの上、 初回無料コンサルティング をご予約ください。
オックスブリッジに出願する方への重要なヒント
1. 新年度の開始後すぐに出願が締め切られます!
翌年10月に開始するコースには、その前年の10月15日までにUCASより申請してください。一度のUCAS登録で出願できるのは、オックスフォード大学かケンブリッジ大学のどちらか1校のみになりますので、注意が必要です。
2. カレッジの選択は義務ではありません
希望するカレッジを申請することは義務ではありません。大学側のコンピュータ・システムがランダムにカレッジを割り当ててくれる「オープン・アプリケーション」を選択することもできます。ただし、自分のことを真剣に考えるのであれば、進学したいカレッジを見つけて出願時に申請することをおすすめします。そうすれば、自分に一番合った場所でより楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
3. 志望動機書を完璧にしましょう
入学要件を満たすかそれ以上の成績を収めている出願者の多くは、皆さんと同じように優れているため、自己アピールによってカレッジを納得させるための志望動機書など、その他の評価基準によって 合否の判断が大きく左右されます。合否は大学ではなくカレッジが判断します。説得力のある最高の文面となるように時間をかけて推敲し、あなたの入学による学問的な将来性とその溢れる可能性を伝える魅力的な志望動機書を作成しましょう。読み手があなたの出願する分野の専門家であり、あなたの論点の微妙なニュアンスを汲み取ってくれることを想定し、出願するテーマにおける細かい点や興味深い問題について詳しく掘り下げてください。
これまでに読んだ本について言及し、自ら率先して学校のカリキュラムの枠組みをはるかに超えて、自分の自由時間を費やし、自分のテーマを見つけたことを示してください。独りよがりに聞こえることなしに、アカデミックなアイディアや理論を提示しましょう。重要なのは、学習意欲のある独創的な考えの持ち主で、チュートリアルの対話に向いていると思われることです。哲学・政治学・経済学(PPE)を志望する場合は、ありがちな話題を繰り返すようなことは避けましょう。そのような話よりもはるかに鋭い内容のものが求められます。安全策を取るよりも、型破りな方法で既存の価値観に挑むようなやり方のほうがはるかにいいでしょう。誰も成績の良し悪しで入学が決まるとは思っていないので、志望動機書を単なる一時的な書類と見なしてはいけません。
4. 筆記試験に備えて徹底的に復習しましょう
現在、オックスフォードまたはケンブリッジの学士課程に入学するには、専攻に応じた筆記試験を受ける必要があります。たとえばオックスフォード大学の数学専攻であれば Maths Admissions Test (MAT)、またはPPE専攻であれば Thinking Skills Assessment (TSA) などがあります。最も確実な試験対策は、大学のホームページで公開されている過去問で練習をすることです。
5. 面接は白か黒かで答えられるような単純な内容ではありません
面接に進んだ場合には、面接官はあなたの長所を引き出すために難しい質問をしているのであって、あなたが答えに窮して失敗するところを楽しんでいるのではないことを忘れないでください。もし回答が不完全で面接官を満足させられるようなものでなかったとしても、ラテラルシンキング(水平思考)のプロセスや想像力の独創性によって、面接した指導教官たちに感銘を与えているかもしれません。
同様に、一見単純な質問に対していくつかの完璧な回答をした後、満足した気分で帰ってくるかもしれませんが、それらは実際には、本当の意味での知性を示したというよりも、単にいい教育を受けてきただけであることを表すお決まりの回答にすぎないこともあります。つまり、思いがけず合格になったり不合格になったりする可能性があるということです。自分が聞きたいと思っていることだけを面接官に伝えてはいけません。この面接は既に合格が決まっている中で行われるものではありません。自分と大差ない他の出願者の中にあって自分だけが優れていると思わず、自分もただの候補者の一人にすぎないと自覚して、まだ全力で面接に挑む必要があることを意識してください。
最後に、ケンブリッジ大学はオックスフォード大学よりも面接に進む確率は高いですが、A-levelの選考基準もより高く設定されている可能性があります。
6. 医学部志望の場合は選択肢を広げておいてください
医学部に出願する場合は、選択肢をできるだけ多く確保するために、化学と生物学のAレベルを必ず勉強してください。厳粛な科目(クリティカル・シンキングや市民権研究ではない)についてはA評価、できればその内の最低ひとつはAの横に星印がついた評価である必要があります。
7. 合格しても安心してはいけません
最後に、もし合格したとしても、Aレベルがうまくいかなかった場合は、合格が取り消しになる可能性があることは忘れないでください。これまでにもそういったことは起こっていますし、これからも起こり得るでしょう。合格をもらうと、安心して気が緩みがちになりますので。もし合格できなかったとしても、他にも優れた大学はたくさんあります。大学に入学しても、高揚した雰囲気を誤って捉えてしまい、大学生活をだめにしてしまう人たちもいますので、そのような目に遭わずに済むのは幸運なことかもしれません。
このように、オックスブリッジへの出願は合格の可能性を高めるために考慮すべき点が多数あります。オックスブリッジの大学院・学部などトップ難関校への留学をお考えの方は、是非SI-UKのオックスブリッジ出願サービスで難関校合格に向けた効率的な出願を目指しましょう。
SI-UKオックスブリッジ出願サービスについて
SI-UKでは、忙しい毎日の中でオックスブリッジへの入学など一流エリート大学への進学を目指す方に向けてオックスブリッジ出願サービスをご提供しております。
SI-UK・オックスブリッジ出願サービスは、英語の模擬インタビューとフィードバック、志望動機書作成サポートやレビュー、出願提出書類全体の作成方法についてのアドバイスなど、効果的に イギリス大学の難関校合格を勝ち取って頂くための充実したサポートを提供しています。イギリストップ校への進学をお考えの方は、是非この機会にイギリス最難関校の入学審査を熟知したSI-UKのコンサルタントやネイティブ講師陣による質の高いサポートをご利用下さい。オックスブリッジ出願サービスについて詳しくはSI-UKへ!
イギリス大学への出願をサポート致します。先ずはSI-UK東京・大阪にお問い合わせの上、 初回無料コンサルティング をご予約ください。
オックスブリッジに関するよくある質問
オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、それぞれ12世紀と13世紀に設立され、長い歴史と豊かな伝統を持っています。また、いづれもカレッジ制度の大学です。世界中から優秀な学生、教員、研究者が集まり、国際的な学術コミュニティを形成しています。先進的な設備を有しており、図書館、博物館、科学的研究施設など、豊富な学術資源と整備された学習環境が魅力的です。
オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、世界で最も名声が高く、学術的なレベルが非常に高い大学です。両大学はしばしば世界の大学ランキングでトップ10に入ることがあり、特に以下の点で高い評価を受けています。「偏差値」という概念は、主に日本の教育システムに特有のものであり、英国の大学評価には通常使用されません。しかし、偏差値を教育機関の選抜の厳しさや学術的優秀性の指標として理解するならば、オックスフォードとケンブリッジは非常に高い位置にあります。
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学には毎年世界中から多くの優秀な学生が応募するため、合格率は低めです。また、学部によって競争率が異なり、特に人気のコースや学部ではさらに低い合格率となることもあります。応募者は高い学業成績はもちろん、入試試験、面接、個人のステートメント、推薦状など、多面的な評価基準を満たす必要があります。
オックスフォード大学とケンブリッジ大学の留学生の割合は40%前後で世界中から優秀な学生が集まり、高い国際性があります。
- Aレベル(または国際的な同等の資格)での優秀な成績入学試験
- 志望動機書
- 推薦状
- インタビュー
- 英語力の証明
- 追加でポートフォリオが求められる場合があります
オックスフォードとケンブリッジの入学過程は非常に競争が激しく、入学希望者はこれらの要件を満たすだけでなく、自らを際立たせる必要があります。単に学業成績が優秀な学生を求めているのではなく、独立した思考、深い学問への興味と情熱、およびその分野における潜在的な貢献を重視しています。
学費は、学生の居住カテゴリー(英国内、EU外、または留学生)と学習するコースによって異なります。最新情報については、SI-UKの留学コンサルタントへご相談ください。