イギリスの大学は世界でもトップクラスの工学部が提供され、工学(エンジニアリング)は人気の高い分野の一つです。エンジニアは技術的な進展の最前線で、問題を解決するためにその技術と創意工夫の能力を駆使しています。イギリスには名高い工学の歴史があり、イギリス大学が提供する高い工学の水準は世界的な評判を得ています。イギリス国内だけでも 工学の分野では 600万人近い人々が働いていますが、特にIT、金融、電子工学、機械の分野で世界的にエンジニアが不足しているため、優れたエンジニアの需要は高く、失業率も他の多くの職業より低くなっています。イギリス大学の工学プログラムにはB.Eng(工学士)とM.Eng(工学修士)という2つのタイプが提供され、標準的な学士課程の3年間プログラムがB.Eng(工学士)です。さらに公認技術者を目指す方は、M.Eng(工学修士)プログラムの最終年に該当する高度な研究による学位を取得しなければなりません。専攻や、興味、キャリア目標によって違いますが、イギリス一流大学の工学学位を取得した卒業生は様々なキャリアが期待できるでしょう。今回は工学の分野でイギリス留学をお考えの方に、工学コース卒業後の代表的なキャリア(種類別)についてご紹介します!
【人気科目特集:工学(エンジニアリング)】イギリス大学卒業後はどんなキャリアが期待できる?代表的な工学学位の種類別のお仕事をご紹介します
工学(エンジニアリング)の分野は多数のキャリアチャンスが期待できますが、工学の各分野でどのような職業があるのでしょうか。
1.自動車工学
自動車技師は、交通手段に利用される主に自動車やバス、トラック、オートバイなどのデザインや開発、改良を行う次のような仕事があります。
- 自動車設計エンジニア
- 車両開発エンジニア
- 自動車サービスエンジニア
イギリス大学で自動車工学を専攻した卒業生の雇用主は高級車のメーカーであるランドローバー、マクラーレンなどが含まれています。
2. 電気および電子工学
電気・電子エンジニアは電気系統を扱いますが、ここにはコンピューティングから国の送電(線)網まで様々なものがあり、以下のような職種があります。
- リスク及びコンプライアンス・コンサルタント
- 電気技師
- 原子力技師
3.機械工学
機械エンジニアはそのスキルを利用して、機械製造やその他の機械システムの開発、メンテナンスを行います。この需要の高い分野では次のような仕事があります。
- 機械工学士
- 信頼性技術者
- 配管技術者
4. 土木工学
土木技術者は私たちの物理的環境に焦点を当て、道路や橋、空港、給水設備、鉄道などの主要インフラを設計します。土木工学の仕事は世界中で見つけることが可能です。
- 土木設計技師
- 水資源エンジニア
- 建設技師
5. 化学工学
化学エンジニアは原油などの原材料を製品化して使用して販売できるようにするプロセスに取り組みます。その仕事には以下が含まれます。
- 工程技師
- プロセス安全性技師
- エネルギー技術者
6. 構造工学
構造工学技術者は建造物の構造要素を設計し、調べて分析します。建物や橋、道路などの安定性を考えるこの分野には多彩なキャリアチャンスがあります。
- 建設原料 技術者
- 建築エンジニア
- 構造平面エンジニア
7. イギリス大学・工学(エンジニアリング)学位で他にどんなことが出来る?
学士課程のB.Eng(工学士)学位を取得して、すぐに工学のキャリアを始めることが可能な選択肢はあります。しかし進学してさらに上のキャリアを目指すことを検討したい方もいらっしゃるでしょう。
1. 大学院(修士課程)・M.Eng(工学修士)で学ぶ
イギリス大学院で提供されている工学修士プログラムを学ぶことで、一人ひとりがより焦点を絞った分野で工学スキルを伸ばすことが出来ます。工学・修士課程のプログラムは多くの場合、学士課程に比べてより具体的で、専攻についてより深い洞察を得ることが可能です。また雇用市場で差をつけることが可能になり、より高いレベルでキャリアを目指すことが出来るでしょう。
2. 研究職
工学修士号を取得した後に、革新的な研究のために研究室で働く選択肢もあります。イギリスには一流の研究集約型大学があり、世界をより良くするための重要な研究が行われています。
8. 移転可能なスキルによる他のキャリア
工学を学び卒業した後は 工学の分野やその他の分野で利用できる、多くのスキルを身につけることができます。その他の分野にも応用の利くいくつかのスキルをご紹介します。
- 問題解決と批判的思考
- 数学と計算能力
- チームワークとコラボレーション
- 英語のスピーキングとライティング
- コンピューティングとIT
次にイギリス大学でトップクラスの工学を学びたいという方に、2022年度のQS世界大学科目別ランキング、工学3つの分野(機械・航空・製造エンジニアリング、電気・電子工学、土木・構造工学、)でトップ10に入賞した大学をご紹介します。
⑴機械、航空、製造エンジニアリング ランキング
1. ケンブリッジ大学(University of Cambridge) ➡️コース一覧
2. インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)➡️コース一覧
3. オックスフォード大学(University of Oxford)➡️大学のコース一覧
4. マンチェスター大学 (University of Manchester)➡️コース一覧
5. クランフィールド大学(Cranfield University)➡️コース一覧
6. サウサンプトン大学( University of Southampton)➡️コース一覧
7. ラフバラー大学(Loughborough University)➡️コース一覧
8. ブリストル大学(University of Bristol)➡️コース一覧
9. シェフィールド大学(University of Sheffield)➡️コース一覧
10. ノッティンガム大学(University of Nottingham)➡️コース一覧
⑵ 電気・電子工学ランキング
1. ケンブリッジ大学(University of Cambridge) ➡️コース一覧
2. オックスフォード大学(University of Oxford)➡️大学のコース一覧
3. インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)➡️コース一覧
4. マンチェスター大学 (University of Manchester)➡️コース一覧
5. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL) ➡️コース一覧
6. エジンバラ大学(The University of Edinburgh) ➡️コース一覧
7. サウサンプトン大学( University of Southampton)➡️コース一覧
8. キングス・カレッジ・ロンドン(King's College London、KCL)➡️コース一覧
9. ノッティンガム大学(University of Nottingham)➡️コース一覧
10. シェフィールド大学(University of Sheffield)➡️コース一覧
⑶ 土木・構造工学ランキング
1. ケンブリッジ大学(University of Cambridge) ➡️コース一覧
2. インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)➡️コース一覧
3. オックスフォード大学(University of Oxford)➡️大学のコース一覧
4. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL) ➡️コース一覧
5. マンチェスター大学 (University of Manchester)➡️コース一覧
6. リーズ大学 (University of Leeds)➡️コース一覧
7. シェフィールド大学(University of Sheffield)➡️コース一覧
8. ニューカッスル大学(Newcastle University)➡️コース一覧
9. エジンバラ大学(The University of Edinburgh) ➡️コース一覧
10. ブリストル大学(University of Bristol)➡️コース一覧
イギリス大学で質の高い工学コースを学び、需要の高い工学のキャリアで活躍しましょう。また現在は卒業生が申請可能な卒業後の就労ビザ(post-study work visa)によって、留学生でもこのビザを申請し審査に通るとイギリスの大学卒業後2年間イギリスでの就労が可能となっています。イギリスは国際的な工学のキャリアを始めるのに最適な場所です。イギリス大学の工学にご興味をお持ちの方はSI-UKへご相談ください。
秋のSI-UKイギリス・アイルランド留学フェア2022(オンライン)開催決定!
- 開催日時:2022年10月22日(土) 日本時間 午後4時〜9時
SI-UKが主催する、秋のイギリス留学フェア2022(オンライン)が、2022年10月22日(土)に開催が決定致しました。国内最大級のこの英国留学フェアでは、イギリス・アイルランドの一流大学および教育機関の60校以上が参加を予定しています。イギリス一流大学の各担当官と 個人面談で出願やコース、留学生活などについて直接お話ししましょう。インターネット環境(Zoom)をお持ちであれば全国お好きな場所からご参加が可能です。イギリス・アイルランド大学留学にご興味のある方は参加費無料の留学フェアへお気軽にご参加下さい。人気大学の面談時間枠はすぐに埋まってしまうことがありますので、お早めのご登録がおすすめです。