英語の先生になることを目標に、今年9月からバース大学のMA Teaching English to Speakers of Other Languages (TESOL)コースで学んでいる中山真璃さん。大学在学中に企業から内定を獲得していたものの、教育実習での経験やある先生との出会いをきっかけにTESOLに興味を抱き、イギリス留学を決意した行動派です。そんな中山さんの出願準備体験記第3弾では、留学中に経験したいことや描いている将来の夢について伺います。
出願準備体験記第1弾はこちらからどうぞ。
出願準備体験記第2弾はこちらからどうぞ。
バースに留学中に体験してみたいことはありますか?
イギリスの修士課程は1年間と期間が短く、勉強が忙しいとは聞いているのですが、アルバイトはしてみたいと思っています。バースには日本食レストランがあり、そこのお寿司が結構おいしそうだったので、働けたらいいなと。
また、世界中に友だちをつくりたいな、と思いますね。何だか子どもみたいな夢に聞こえてしまいそうですが。(笑)
TESOLコースはアジアからの留学生が多いと聞いていて、意外とイギリス出身の学生と触れ合う機会が少ないような気がしています。でもせっかく留学するのなら、現地の人と仲良くなりたいという思いがあって……。調べてみると、近くの教会でほぼ毎週インターナショナルパーティのようなものが開催されているそうなんですね。無料で夜ご飯を提供してくれて、それを参加者全員で食べながら交流するというイベントのようで、ぜひ参加しようと考えています。
勉強に関しては、英語力アップを図ることが目標です。せっかくIELTSスコア7.0を達成できたので、さらに上を目指すべく、英語力に磨きをかけていきたいと思っています。
卒業後のご計画はありますか?
英語教師をしたいと思っています。イギリスでTESOLコースを学ぶという、他の方たちとは異なる経験をさせてもらっているので、留学中に身につけた知識や技術を使って、まずは日本で英語を教えたいという気持ちがありますね。
でも、イギリスに行ったら、卒業後もあちらに住みたいと思ってしまうかもしれない。実際にどうなるかはまだ分かりません。
バース大学から奨学金を受け取られたと伺いました。おめでとうございます!
ありがとうございます!バース大学の留学生枠に出願した人を対象とした奨学金と、TESOL学部の奨学金の2種類をいただくことができました。年間で計3000ポンドです。
それは大きいですね。ちなみに、奨学金には応募されたのですか?
はい、応募しました。留学はお金がかかるので、出費が少なければ少ない方がいいと思いまして。
応募する際には、大学時代の成績と教授からの推薦状を提出したと記憶しています。また、パーソナルステイトメントも送りましたね。なぜ奨学金がほしいのか、などについて書きました。
通常、イギリスの大学では、発展途上国出身の学生に奨学金を授与するケースが多いです。にもかかわらず、日本からの留学生である中山さんが奨学金を受給されたのは、ひとえに努力の積み重ねの結果だと思います。本当におめでとうございます!
-----------------------------------------------------------
9月に渡英され、バース大学での留学生活をスタートされた中山さん。その後SI-UKにメールをくださり、10月に行われた、奨学金受給者を対象としたセレモニーの様子をお伝えくださいました。
セレモニーは、ローマン・バスと呼ばれる、古代ローマ時代の公衆浴場跡で催されたとのこと。世界遺産にも登録されている場所で夜に開催されたそうで、中山さんのお写真からは充実した学生生活を送られていることがうかがえました。
中山真璃さんの出願準備体験記をお読みくださり、ありがとうございました。バース大学にご興味を持った方、TESOL留学をお考えの方は、ぜひSI-UK留学コンサルティング(無料)にお越しください。SI-UKの留学コンサルタントにはバース大学の大学院卒業生もおりますので、コースについてはもちろんのこと、留学生活についてもお気軽にご相談ください。