ロンドン中心部にキャンパスを構える人気大学キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)。今回は、2017年秋よりKCLの修士課程コースに在籍している日本人留学生の体験記をお届けします。KCLへ出願予定の方、デジタル分野での留学をお考えの方にぜひ読んでほしい体験記、前編ではイギリスに留学したきっかけやKCLを選んだ理由についてつづっています。
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皆さん、こんにちは。祐樹と申します。私はキングス・カレッジ・ロンドンでDigital Culture and Societyという修士コースを履修しています。
私は、日本の大学を卒業後、東京で5年間働いていました。広告を企画して作っていたのですが、その仕事も東京での生活も、とても安定していて楽しかったです。留学を決めたのは、その居心地の良い状態を抜け出して、新しいことにチャレンジしたいと思ったからです。ここロンドンにてDigital Culture and Societyコースを履修し、「デジタル」の専門家になることで、コミュニケーション分野でのプロフェッショナルになりたいと考えています。将来については、さまざまなオプションを検討しており、国際機関などの公共分野も視野に入れています。
皆さん、異なる目的意識を持ってキングスへの留学を検討されていると思います。あくまでも主観的ではありますが、私がキングスを選んだ理由と大学での生活について少し紹介します。
留学先を決める際、私の場合はまず都市から選びました。大学院での学びは、キャンパスの中だけに留まらないと考えており、その場所に根付く歴史や文化から感じることも多いと思うからです。また、インターンシップやネットワーキングの機会なども、大きな「学び」につながります(ちなみに、これからロンドンの金融街シティにあるベンチャー企業でインターンを始める予定です)。特に私が専攻するデジタルの分野では、多様な文化が混合し、ビジネスの面で常に新しい取り組みが繰り返されているロンドンという都市が最も魅力的に映りました。
ロンドンには大学がたくさんありますが、とりわけキングスを選んだ理由は、自分に合ったプログラムと出合えたという点に尽きます。私の所属するDigital Humanitiesという分野において、キングスはパイオニア的存在です。また、キングスのスタッフや教授陣はとてもフレンドリーなので、少しでも疑問や質問があれば、メールしてみることをおすすめします。
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キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)修士課程留学体験記の後編では、KCLでの学生生活についてお伝えします。
KCLとは
1829年に設立された、イングランドで4番目に歴史の古い大学。卒業生や元教授、現教授を含めて、これまでにノーベル賞受賞者を12人輩出している名門校です。また、英教育情報誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が発表した2016/2017年度世界大学ランキングでは、イギリス国内7位にランクイン。ビジネスやマネジメント、法律、医学、教育、音楽などの分野で特に有名です。5つのキャンパスはすべてロンドンの中心部にあり、アクセスも抜群です。
MA Digital Culture & Societyとは
デジタルテクノロジーが、現代カルチャーにもたらす影響を研究する修士課程コース。芸術やテレコミュニケーション、インフォメーションテクノロジーに加え、哲学や法律、教育分野との関連性を学び、分析します。
学生は、Humanities、Law、Physical Sciences & Engineering、Social Science & Public Policyの学部のコースを受講し、2学期目には論文執筆に取り組みます。
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