【イギリス大学 留学】に向けて知っておきたいこと5つ

高等教育を学ぶために世界で最も人気のある国の1つイギリスは、毎年世界各国の留学生がトップクラスの優れた教育を学ぶグローバルな環境です。イギリスの大学は、世界レベルの研究でも定評があり、その学位と資格は世界中の雇用主と学者達によって認められています。しかし、イギリス大学入学のシステムは日本と違うので少し不安になることも。今回はイギリス大学留学に興味をお持ちの方に、イギリス大学留学の費用や出願についてなど、イギリス留学に向けて知りたいこと5つをご紹介します！

【イギリス大学 留学】に向けて知っておきたいこと5つ

1. イギリス大学・学士課程コースの期間とは？

イギリス、ウェールズ、北アイルランドでは一般的に3年間で学士号を取得し、そのほとんどが出願時に指定する1つの科目を学びますが、様々な例外も。例えば２つの異なる科目を併行して専攻できるジョイント・ディグリー（Joint degrees）コースや、3年間の大学プログラムに加えて１年間の海外留学または業界での職業経験のあるコースなどです。

さらに科学・工学などサイエンス系の科目は、一般的に4年間で学士号を取得し、医学は通常５年間のコースを学びます。そしてスコットランドの学士課程コースは最初の2年間でいくつかの科目を学び、後半の2年間で1つの科目に専門を絞るので、コースが4年間となる傾向があります。

2. イギリスの大学院で学ぶメリット

一般的にイギリスの修士課程（大学院）のコース期間は1年間であり、アメリカの大学などに比べ、学費やキャリアのブランク期間を抑えつつも、国際的に評価の高い修士号を取得することが可能です。大学院では、コースがさらに専門化され、主に講義やセミナー、チュートリアルなどで学ぶ修士号（Taught Master’s Degrees）コースや、最初から自分の研究に焦点を当てる研究主体の修士号（Research Master’s Degrees）コースなどがあります。大学最高レベルの学位、博士号（PhD）は一般的に3～4年の研究期間となりますが、実施している研究の種類やコースの一部として教える必要があるかなどで、その期間が異なります。

3. イギリス大学の出願システムUCAS

イギリス大学への出願はすべてUCASと呼ばれるシステムを通して行われます。UCASを通して、いくつかの大学、コース（総合５つ）に出願します。ほとんどの大学が提供する学士課程コースの出願期限は1月15日で、この日までにUCAS出願しなければなりません。（アート＆デザイン系コースの出願期限は異なる場合も。）

オファーの条件を満たしていなかったり、大学から入学許可がもらえなかった方は、定員に空きのあるコースへの受け入れシステム、7月から開始されるUCASクリアリングを利用することも可能です。またオックスブリッジ 留学への出願をはじめ、医学、獣医学、科学、歯学コースのほとんどが10月15日と早めの出願締め切りになっています。

4. オックスブリッジと他のイギリス一流大学との違いは？

その他のイギリス大学とオックスブリッジの違いはなんでしょうか。イギリスの有名大学、オックスフォード大学（University of Oxford）とケンブリッジ大学（University of Cambridge）は、世界で最も歴史の長い高等教育機関の一つで、「オックスブリッジ」 として知られ、ほとんどのイギリス大学ランキングでトップ2に入賞しています。美しい中世のキャンパスを持つオックスブリッジを他の大学と差別化しているのは、その教育スタイルです。

講義や研究室での授業に加えて、オックスブリッジの学生は毎週、各専門分野の第一線で活躍する研究者と自分の課題や研究について話し合う事が出来ます。これをオックスフォード大学ではチュートリアル・システム、ケンブリッジ大学ではスーパービジョン・システムとして知られており、学生は個別のアカデミックな指導が受けられます。

5. イギリス 大学 留学の費用について

海外留学生の授業料は、どのコースを選ぶかによっても代わり、生活費なども、国（イギリス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ）や地域によっても大きく変わります。2020年の学費は、講義を中心とした留学生の学士課程コースが、年間1万ポンドから2万6000ポンド程度であり、医学の学士課程コースは約年間5万8,600ポンド迄となりました。

またイギリスで暮らす学生の平均家賃（2020年）は週126ポンド、月547ポンドでしたが、ロンドンはより高額で、週182ポンド、月640ポンドという調査結果が出ています。ほとんどの家賃には何らかの光熱費が含まれていますが、学生の３分の１が家賃に加えて別に光熱費を支払っています。

イギリス大学は多数の奨学金を提供していますので、イギリス 大学 留学の奨学金について詳しくはこちらのページ、または奨学金検索をご利用ください。

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