日本でも新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大が懸念される中、オックスフォード大学(University of Oxford)の研究チームによる、ヨーロッパ初の新型コロナウイルス・ワクチン開発の臨床試験が23日に始まったという明るいニュースが届きました!
イギリスの新型コロナウイルス感染症のワクチンは、今回臨床試験が始まったオックスフォード大学(University of Oxford)と、インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)で2種類のワクチン開発が進められています。先日、イギリス政府はこの2つの大学におけるワクチン開発臨床試験を“開発の最先端にいる”として計4250万ポンド(約56億円)の支援をすると発表しました。今回は、このオックスフォード大学の臨床試験とその研究についてお届けします!
オックスフォード大学、新型コロナウイルス・ワクチン開発の臨床試験とは
このワクチンは、オックスフォード大学の研究チームが3カ月かけて開発したもので、臨床試験は800人以上を対象に実施される予定です。この研究を主導したオックスフォード大学ジェンナー研究所、ワクチン学のサラ・ギルバート教授は、「私はこのワクチンにかなりの自信をもっています。」と述べています。
このワクチンは18歳から55歳までの健康な人に投与され、安全であることが確認されれば高齢者に投与対象が広げられます。次に、このワクチンを開発したオックスフォード大学の研究について少しご紹介します。
1.オックスフォード大学の研究について
英語圏で最も歴史の長いオックスフォード大学(University of Oxford)は、その革新的で優れた研究に定評があります。最新のResearch Excellence Framework (REF)で、「世界をリードする」研究の量が最も多いことを評価され、総合でイギリスのトップを獲得しました。また著名なタイムズ・ハイヤー・エデュケーションのTHE世界大学ランキングでも、その研究が世界トップに輝いています。
オックスフォード大学は世界有数の研究大学として、国や地域、また世界的にも重要である研究の最前線にいます。大学の研究者達は熱帯病やサイバーセキュリティ、気候変動などに至るまで、世界の様々なあらゆる分野の問題に日々取り組んでいます。
2.オックスフォード大学の研究学位
オックスフォード大学は、あらゆる分野に渡って優れた研究のチャンスを提供しています。 オックスフォードの研究学位では、6,300人以上の研究者からなる幅広い学術コミュニティに参加し、世界クラスの設備やリソースを利用しながら専門分野の学生や一流の専門家と一緒に研究をすることが出来ます。
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またオックスフォード大学に続き、インペリアル・カレッジ・ロンドンの開発チームも、ワクチンの臨床試験を6月に開始したいと述べています。
3.インペリアル・カレッジ・ロンドンについて
ロンドンの中心地にキャンパスを持つインペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)は、研究大学24校からなるラッセルグループのメンバーで、科学とテクノロジーの分野に定評があります。また世界クラスの高い評価を得ている研究大学で、今までに14人のノーベル賞受賞者を輩出。今年のTHE世界大学ランキングでは、世界のトップ10にランクインしています。
イギリスメディアでは、今回の新型コロナウイルス・ワクチン開発の臨床試験がうまくいった場合、早ければ今年9月にもワクチン生産が開始される可能性があるとみています。上記2つの大学だけではなく、国際的に重要である様々な問題を解決するため、日々研究に取り組んでいる多数のイギリストップ大学があります。イギリス大学で質の高い教育と研究を学び、社会に大きく貢献しませんか。
オックスフォード大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンのコースや出願について詳しくは、東京、大阪のイギリス大学公式出願窓口SI-UKまで、お問い合わせください!
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