試験官と1対1のインタビュー形式でおこなわれるIELTSスピーキングテストは限られた時間の中、トピックに関する試験官の質問に答え、しっかりと自分の意見を伝えていかなければなりません。
しかし試験官に質問された時に、すぐ答えが見つからず答えに詰まってしまったり、言いたいことをどう伝えようかと考えてしまうことも。会話での長い沈黙は相手に良い印象を与えないので、沈黙を避けながら会話を続けたいものです。ではどうすれば気持ちよく会話を続けられるのでしょうか。
今回もSI-UK・IELTS対策センターの指導経験豊かなネイティブ講師に今すぐ役立つIELTSスピーキングのコツを学びましょう。それでは“IELTS攻略法シリーズ”第12回、IELTSスピーキングテストで沈黙を作らないためのヒントをお届けします。
【IELTS攻略法シリーズ:第12回】IELTSスピーキングテストで気まずい沈黙を作らないコツとは?
会話の中での沈黙は、どのくらい長いと相手にとって心地良くないのでしょう。2秒?それとも10秒でしょうか。会話の中で起こる沈黙の数や長さは様々な文化によって異なり、個人差もあります。しかし一般的に、質問をした時に相手が3秒間黙っていると気まずくなり始めるでしょう。私たちは知らない人に質問した時、彼らが返事をしないとすぐにパニックになり始めて、心がその理由を探り始めます。
- 1. 私の声が聞こえなかったのかも、もう一度聞いてみよう
- 2. 理解できなかったのかもしれない
- 3. 多分答えを考えているのかな
- 4. 私が言ったことに対して、頭がおかしいと思っているのか怒っているのかもしれない
相手が答えてくれるまで、どれが正しいかわかりませんね。IELTSテストでは、答えが遅れた90%の理由が⑶ですが、それでも相手が気まずく感じるのには変わりありません。そんな時は質問を理解して、答えを考えていることを相手に伝えるために、シグナルを送る必要があります。これには単語やフレーズ、あるいは単に音を使って知らせる事ができます。
英語と日本語の フィラー(つなぎ表現)
質問を聞き、答えを出していることを聞き手に伝えるために使用できるフレーズはたくさんありますが、音だけを使うのがとても一般的です。日本語で最も一般的なのは、「あの」 「えーと」 「あのね」 「えーとね」などでしょう。日本の人々は考えている時にいろんな音を出しますよね。私は「“えーとね、なんかさあ”ってどう言う意味?」と友だちに聞いたことを覚えています。もちろん、彼女は 「何も。(意味はない)」 と答えました。日本語のこういったフィラー(つなぎ表現)を使う時、相手にさまざまなメッセージが送られます。
- 1. あなたの言ったことを理解しました
- 2. 私は今その答えを考えています
- 3. その答えは日本語です
私たちが英語を話すときは、英語のフィラー(つなぎ表現)を使うべきです。最も一般的なものは“Um” と“Er”などです。このような表現を使うと、日本の人たちのように考えている間のフィラー(つなぎ表現)として聞き手に受け取られますが、決定的な違いは、答えが英語になることです。恐れずに“Um” と“Er”の音を伸ばしましょう。イギリス人はよく “ummmmmm” や“Errrrrrr”などと言います。しかし使いすぎないようにしましょう。
- 「“I (um er) have (um) a lot of (um) friends who(um) like (um) music”」
英語を話す人の中には、上記のようにたくさんつなぎ表現を使う人もいますが、このようなつなぎ表現を自然に使うには多少の練習が必要です。しかしあなたが沈黙を作らず、つなぎ表現を使えば、聞き手は会話をより心地よく感じられるようになるでしょう。
つなぎ表現を使ってより自然な会話を
このように私たちが英語を話しているときは英語のフィラー(つなぎ表現)を使った方が、日本のフィラーを使うよりずっと良いですね。英語のつなぎ表現を練習してより自然な会話を目指しましょう。
いかがでしたか。今回学んだIELTSスピーキング対策のコツを役立てて、スムーズに会話をつなぎ快適なコミュニケーションを心がけましょう。IELTS対策で、特に独学が難しいと言われているスピーキングとライティングの分野は、プロのネイティブ講師にフィードバックが受けられるSI-UK・IELTSセンターのコースで学び、IELTSスピーキング・ライティングのスコアを効果的にUPしませんか。
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