イギリスの教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)は 先週、2022年のTHE世界大学ランキングを発表し、今年もイギリスのオックスフォード大学(University of Oxford)が、6年連続で世界第1位に輝きました!THE世界大学ランキングは、人気のある大学ランキングの中でも、最大かつ最も多様性に富むランキングとなっています。
THE世界大学ランキングは、教育、研究、知識の伝達、また大学の国際性など13の主要な指標をもとに研究集約型の大学を審査し、それぞれのパフォーマンスを評価しています。今回はイギリス大学留学にご興味がある方に、2022年度のTHE世界大学ランキング・トップ100に入賞したイギリス大学をご紹介致します!
最新世界大学ランキング!トップ100入賞のイギリス大学とは?
1. オックスフォード大学(University of Oxford)
オックスフォード大学(University of Oxford)は、英語圏で一番歴史が長く、世界で最も権威ある大学の一つであり、30以上の大学と100以上の図書館から構成されています。オックスフォードの学生の1/3以上が留学生で、150の国と地域から約1万人の学生が在籍。その学士課程(学部)では、2つの専門課程を同時に取ることが可能な複数のjoint honours プログラムを提供しています。オックスフォード大学の特徴として、学部生は専攻した分野を牽引する専門家から毎週1時間、1対1で指導を受けられるチュートリアル(個人指導)が知られています。この大学は30人以上の世界的指導者、27人のイギリス首相、50人のノーベル賞受賞者、120人の五輪メダリストを輩出しました。
2. ケンブリッジ大学(University of Cambridge)
ケンブリッジ大学(University of Cambridge)は、独立した自治権をもつ 31のカレッジで構成され、100以上の学科が開講されています。ケンブリッジ大学は、これまでに他のどの大学よりも多い121人のノーベル賞受賞者を輩出しており、Times and Sunday Times Good University Guideランキングではイギリスのベスト大学としてランクインしました。ケンブリッジ大学は特に優れた数学の分野に定評があり、最も有名なイギリスの科学者の何人かを輩出しました。また「スーパービジョン (supervision)」と呼ばれる個人や少人数性の指導をする授業でも知られているトップ大学です。
3. インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)
ロンドンの中心地にキャンパスを持つインペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)は、科学やテクノロジー、工学、医学、ビジネスの分野で常に世界で最も優れた大学の1つにランク付けされています。そのインペリアル・カレッジ・ロンドンは1907年にロンドンの3つのカレッジが合併して設立され、現在は125以上の国籍を持つ学生が学ぶ国際的な学生コミュニティーがあります。この大学はトップクラスの科学者を始め、フィールズ賞の受賞者、ノーベル賞受賞者、また影響力のある政府顧問や政策立案者も輩出しています。多くの卒業生は、業界やビジネスで画期的なイノベーションを成し遂げ、優良企業や新興企業から高い評価を受けています。
4. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)
ロンドンの中心部に位置するユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)は、卓越した教育と研究で知られる名門校です。またUCLはイギリスで初めて、階級や人種、宗教を問わず学生を受け入れ、平等な条件で女性と男性の入学を認めた革新的な大学であり、ロンドン大学に所属するカレッジの中で最大で最も長い歴史を持つ大学として知られています。そして著名な研究型大学で構成されたラッセル・グループのメンバーであり、留学生にも大変高い人気を誇ります。大学での研究の質を評価するReserch Excellence Framework Guideでは、研究においてトップ大学と評価されました。
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5. ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は社会科学に特化した大学であり、ラッセルグループの一員です。特に法学、経済学、歴史学、哲学と政治学の分野に定評があり、現在のノーベル経済学賞26%がLSEの卒業生かその関係者に与えられています。
6. エジンバラ大学(The University of Edinburgh)
1583年に創立されたスコットランドの人気の高い留学先であるエジンバラ大学(The University of Edinburgh)は、スコットランドの教育と研究において中心的存在です。大学は22のスクールから成り、質の高い教育と研究に高い評価を受けています。エジンバラ大学は物理学、化学、医学など様々な分野で20人のノーベル賞受賞者を輩出しました。
7. キングス・カレッジ・ロンドン(King's College London、KCL)
国会議事堂の近く、ロンドン中心部のストランドにキャンパスを持つキングス・カレッジ・ロンドン(King's College London、KCL)は、卒業生のエンプロイアビリティ(雇用)においてイギリスでトップクラスの大学の1つであり、学生は様々な分野の雇用主や大学、組織との世界的なネットワークと評判から恩恵を受けています。KCLは特に保健科学を含む人文学、法学、そして科学のコースで高い評価を得ています。
8. マンチェスター大学 (University of Manchester)
マンチェスター大学 (University of Manchester)は、「持続可能な開発目標 (SDGs)」の達成へ向けた大学の取り組みを評価する2021年度のTHEインパクトランキングで世界第1位を獲得。また数々の受賞歴を誇るキャリア・サービスを提供し、マンチェスター大学 の卒業生94%が就職または進学しています。
9. ウォーリック大学(University of Warwick)
1965年に設立されたウォーリック大学(University of Warwick)は、主要なイギリス大学ランキング・トップ10に常にランクインする大学であり、イギリス中部コベントリーの郊外に美しいキャンパスを持つラッセル・グループの加盟校です。ウォーリック大学の卒業生は11以上の異なる科目で卒業5年後に最高の収入を得て、イギリスのトップ10に入っています (LEO dataset 2015-16) 。
10. グラスゴー大学(University of Glasgow)
英語圏で4番目に長い歴史を持つグラスゴー大学は、18世紀のスコットランド啓蒙主義の中心地であり、常に世界大学のトップ100に入賞する大学です。昨年度はグラスゴー大学のトップ教育と研究が評価され、Times Higher Educationの“最優秀大学賞”を受賞。グラスゴー大学卒業生は、その96%が卒業後6カ月以内で就職または進学し、雇用の見通しが高いことでランキング上位に位置しています。
11. ブリストル大学(University of Bristol)
1876年に創立されたイギリス南西部のブリストル大学(University of Bristol)は、イギリスのトップ企業から4番目に注目されている大学で (High Fliers 2020) ランキングでも常に上位にランクインしています。ブリストル大学は各専門分野を牽引する教授達が質の高い教育を提供しています。そして様々な企業との強いネットワークがあり、高い就職率を誇っているのもポイントです。
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