イギリス 大学 留学を目指す方に、効果的なIELTS 対策は欠かせません。緊急事態宣言期間中の現在はご自宅で過ごす時間が長く、IELTS 対策の本などでIELTS 対策の独学を勧められる方も多いのではないでしょうか。
しかし、一人で効率良く勉強を進めるのは難しい時も。ご自宅でもイギリス 大学 留学に向けてIELTSスコアを着実にUPしたい方におすすめなのが、IELTSに精通したネイティブ講師陣が指導するSI-UKのIELTS 対策 オンラインコースです。SI-UKの各種IELTS 対策コースは、生徒の方にも”授業の質が高い、効果的にスコアUPが出来た”など、大変ご好評をいただいております。
そんなSI-UKのIELTS 対策 講座でどんな風に学べるのか知りたい、という方に、IELTS対策を指導している経験豊富なネイティブ講師によるIELTS攻略法シリーズをお届けします。今回、シリーズ第4回はIELTS試験のライティングで役立つ、割合、比率を表現する様々な方法をご紹介致します!
IELTSライティングで役立つ、割合、比率を表現する様々な方法とは?
1. IELTSと百分率(パーセンテージ)
IELTSライティング・タスク1では、多くの場合、折れ線グラフ、棒グラフ、または表といった視覚的な情報を述べる必要があります。もし将来イギリス大学留学を計画しているなら、目指す分野によってこのような表現がとても重要になってくるかもしれません。ビジネスやマーケティング、またほとんどの科学分野は、数字や図表などを英語で説明する能力が重要となるでしょう。しかし芸術系の分野を目指すならさほど必要ないかもしれません。
いずれにせよ、私たちはこれを学ばなければなりませんが、IELTS対策を学ぶ学生のほとんどが英語で数字や図表などを表現することに少し神経質になるようです。私は大学で音楽を勉強していたので、その間グラフを説明する必要はありませんでしたが、IELTS対策を10年間教えてきた経験から、今では自信を持って数字や図表などを表現するコツをお届けできます!
IELTSで百分率(Percentages)がよく使われ、この言葉はおそらくラテン語の百分率を表す言葉“by the hundred”に由来しています。現代で百分率(Percentages)は何をどのように分配するかを明確に表現するために広く用いられていますが、100に基づいて分割するのは英語を使うネイティブの伝統的な方法ではありません。
2. 100を分割する他のシステム
イギリスの古い制度はずっと自然で、10ではなく4の倍数に基づいています。誰かホールケーキを5つに切ったことはあるでしょうか?簡単なのは、2回カットして4切れにすること。考えてみると4の倍数はより自然で簡単な方法ですね。ほとんどの国にはこのようなシステムがあり、十進法による単位、メートル法はより新しく数学的で論理的なシステムです。
それなので、IELTS試験で百分率を使用しているのを見る度に他の割合や、比率を表すシステムを使ったらどうかと感じます。これらを使うことで文章がもっと面白く、理解しやすくなり、より高いスコアを得ることが出来ます。百分率(Percentages)の他に主な2つの方法がありますのでご紹介しましょう。
3. Proportions(割合、比率)
Proportions(割合、比率)は本当にシンプルで、難しい語彙を必要としません。
- 20% ➡️ one in five.
- 10% ➡️ one in ten.
- 33% ➡️ one in three.
- 80% ➡️ four out of five.
- 75% ➡️ three out of four.
これらは簡単な表現ですが、例えば、“one in five”の様に割合で1を使う場合はINを使い、割合が他の数なら、OUT OFを使用する(例: four out of five.)ということを覚えておきましょう。
4. Fractions (分数、割合)
Fractions (分数、割合)の方が少し難しいかもしれませんが、よく使われます。サンドイッチを半分もらいたい時、“Can I have 50% of your sandwich?”とは誰も言いませんが“Can I have half of your sandwich?”と言いますね。では主なFractions (分数、割合)をご紹介しましょう。
- 1 / 2 ➡️ A half
- 1 / 3 ➡️ A third
- 1 / 4 ➡️ A quarter
- 1 / 5 ➡️ A fifth
- 1 / 10 ➡️ A tenth
そして、2/1➡️ two halves、3/3 ➡️ three thirds、4/4 ➡️ four quarters、5/5 ➡️ five fifths、10/10 ➡️ ten tenthsなどと表現出来ます。1/6もありますが、これをパーセンテージ (16.166%) で想像することが難しい人も多いと思うので、あまり使っていません。
5. Approximating(概算)
グラフの数値が正確に25%ではなく、27%などの場合はどうすればいいでしょうか。そんな時は慌てずに、次の単語を使って表現しましょう!
Roughly(おおよそ、大体)/Around(約)/About(約、およそ)/Almost(ほとんど)/(Just) under(弱、少なくて)/(Just) over(強、を越えて)/less than(~未満の)/more than (~を上回る)or Approximately.(およそ)
例えば:
- 27% ➡️ Just over a quarter.(4分の1強)
- 48%? ➡️ Just under half.(半分弱)
- 73% ➡️ Almost three quarters.(約4分の3)
- 35% ➡️ Roughly a third(おおよそ3分の1)
6. 便利な表でわかりやすく学ぶ
100%までのProportions(割合、比率)とFractions (分数、割合)すべてを表した表で、わかりやすく学びましょう!
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10% ➡️ 1 in 10 ➡️ a tenth
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20% ➡️ 1 in 5 ➡️ a fifth
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25% ➡️ 1 in 4 ➡️ a quarter
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33% ➡️ 1 in 3 ➡️ a third
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40% ➡️ 2 out of 5 ➡️ 2 fifths
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50% ➡️ 1 in 2 ➡️ a half
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60% ➡️ 3 out of 5 ➡️ 3 fifths
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66% ➡️ 2 out of 3 ➡️ 2 thirds
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70% ➡️ 7 out of 10 ➡️ 7 tenths
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75% ➡️ 3 out of 4 ➡️ 3 quarters
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80% ➡️ 4 out of 5 ➡️ 4 fifths
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90% ➡️ 9 out of 10 ➡️ 9 tenths
この様に上記の3つのシステムを活用すれば、文章をより面白く多様な文章にすることが可能です。
① 21% of people said that apples were their favourite fruit, 47% said bananas, and 9% said they didn’t like fruit.
(リンゴが好きだと答えた人は21%、バナナが好きと答えた人は47%、また9%の人は果物が嫌いと答えました。)
この文章を下記の様に変えてみましょう:
② Roughly a fifth of people said that apples were their favourite fruit, just under half said bananas, and less than one in ten said they didn’t like fruit.
(リンゴが好きだと答えた人はおよそ5分の1、バナナが好きと答えた人は約半数、また果物が嫌いと答えた人は10人に一人もいませんでした。)
いかがでしょうか、②の方が人間的で①よりわかりやすい気がしませんか?この様に3つのシステムを活用して、ライティングの中で使いながら百分率(パーセンテージ)をより豊かに表現するスキルを身につけましょう!
これからIELTS対策をスタートされる方、イギリス 大学 留学をお考えの社会人の方も忙しい毎日の中で試験のコツや採点のポイント、出題傾向などをしっかり学び、効果的にスコアの向上を目指せるSI-UKのレッスンを受講しませんか。各種、IELTS 対策コースにつきまして詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
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