アカデミック・テクノロジー承認スキーム(ATAS)はイギリス政府がデザインしたシステムで、留学生がイギリスでサイエンスやテクノロジーの分野で修士・博士号レベルの留学や研究をする場合に使われる承認システムです。EU以外の国からイギリスに留学をする場合にビザ申請の一環でATAS証明書が求められることがあります。
現在のところ政府のページによると日本国籍の学生は申請対象外のリストに入っていますが、日本国籍以外の方で留学を準備されている方、もしくは出願される大学サイトに異なる情報が記載されている場合などは念のために再度ご確認ください。SI-UKスタッフがみなさなに代わって大学に連絡をとり確認することもできますのでお気軽にお問い合わせください。
ATASに関する政府のページ:https://www.gov.uk/guidance/academic-technology-approval-scheme
ATASに関するよくある質問を下記しますのでご覧ください。イギリスでの修士・博士号レベルの留学にご興味がある方はSI-UK東京オフィスもしくは大阪オフィスまでお気軽にお問い合わせください。
アカデミック・テクノロジー承認スキーム(ATAS)よくある質問:
なぜATASの証明書を申請しなければいけないのでしょうか?
ATAS証明書は発行日から6ヶ月間有効ですので大学院でのコースや研究が開始する6ヶ月前から準備をすることができます。例えば、2021年9月の留学をご予定の場合は来年の3月以降に申請をすることになります。
申請から発行までに最長で20営業日かかります。ギリギリまで待たずに6ヶ月前になったら早めに準備をスタートした方が万が一再申請の必要があった場合などに安全です。
ATASの証明書の申請料はいくらですか?
申請料は無料です。
出願するコースや大学それぞれにATAS証明書が必要ですか?
ATAS証明書は大学やコースによって承認する詳細が変わってきます。各コース・大学ごとに申請してください。
異なる大学用のATAS証明書を一度に申請することは可能ですか?
コースや大学ごとに申請書は必要になりますが、一度に複数の申請をすることは可能です。
研究の分野やコースを変更したらどうなりますか?
下記に当てはまる場合は新しい証明書を申請する必要があります:
- コース(もしくは研究)の終了予定日が予定よりも3ヶ月遅れる場合
- コース(もしくは研究提案書)の内容に変更がある場合。博士課程に進学予定の場合、この変更は研究内容だけではなく使用する研究メソッドも含みます。
- ATAS証明書の提出を義務付ける新しいコースをスタートしたい場合
- 違う教育機関に変更する場合
次の学位や研究のためにビザを延長する場合には新しいATAS証明書が必要になりますか?
ビザを延長する必要がある場合は、新しいATAS証明書が必要になります。
ATAS証明書がないとビザの申請が却下されますか?
ATAS証明書はTier 4 Generalビザの申請には必須です。提出を怠るとビザが却下される可能性があります。
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