イギリス留学や、海外に留学した方達は卒業後できれば就職し、経験を積みたいとお考えの方は多いかもしれません。【前編】に続いて海外で学士卒業後に高い収入が見込める職種をお届けします!
看護師
医学関係の高いポジションを目指していくには、学士号取得後も勉強を続けることが重要かもしれませんが、看護師の職は学士号のみで高い収入が見込める場合があります。例えば、アメリカで看護関係の職種は、今後8年間で収入に関して15%の成長が見込まれています。アメリカでまだ経験の浅い看護師でも、48,690ドルの収入を得ることが可能です。NACEによると、ヘルスケア管理学卒業生はさらに高い平均55,200ドルの収入を得ています。イギリスでは、アメリカの医療業界との違いははっきりしていますが、卒業したばかりの看護師は、22,000ポンド〜28,500ポンドの収入が見込まれます。
必要なもの:アメリカで看護師として働き始めるためには、看護学のディプロマ、准学士号、または学士号を取得する必要があります。イギリスでは、学位が必要であり、看護・助産婦協議会(NMC)に登録しなければなりません。
コンピュータープログラマー
急速に変化するコンピュータ技術の世界と、オンラインとITスキルの拡大によって、ITのプロフェッショナルはこれまで以上に重要になっています。2017年の労働統計局によるとアメリカのコンピュータプログラマーの平均収入は82,240ドル、NACEの給与調査によるとコンピュータサイエンス学科の卒業生平均給与は66,005ドルに達します。イギリスで、コンピュータプログラマーは、働く分野によって違いはありますが、平均して30,779ポンドの収入を得ています。
IT分野で他の高額所得雇用者には、Web開発(アメリカでは67.990ドルの平均給与)、ネットワークアーキテクチャー(104,650ドル)、ソフトウェア開発(103,560ドル)などがあり、初任給も平均と比べてよい収入が期待できます。
必要なもの:イギリスやアメリカのコンピュータープログラマーになるためには、コンピューターサイエンス、情報システム、数学などのIT関連の分野で少なくとも学士号を取得する必要があります。新入社員の場合、仕事によって経験を必要とするかもしれません。
広報マネージャー
広報で働く卒業生は、アメリカで年平均53,241ドルの給与となっており、管理職は111,280ドルととても高い収入を誇っています。 NACEの2018年給与調査レポートによると、コミュニケーション学部の卒業生は平均51,448ドルの収入を得ています
イギリスでは、広報系の分野でも良い収入を期待できます。アシスタントの平均報酬は20,300ポンド、PR役員は22,000ポンドから28,000ポンド、そしてマネージャー職は35,525ポンドまでの収入となっています。
必要なもの:広報業界のキャリアは、学士号だけでも比較的就職しやすい職種ですが、管理職として収入を得るには、学び続けていく忍耐が必要です。広報担当の雇用主は、コミュニケーション、ジャーナリズム、英語学、ビジネス、マーケティング、メディア研究などの卒業生からも人材を探しています。
就職を決めるには、自分にとってやりがいのある職種をまず考える方が多いと思うので、その仕事の収入が良いか、そうでないかだけでは判断基準になりませんが、自分の仕事で得られるであろう収入を考えることで、卒業後の将来についてビジョンをもつ1つのきっかけになるのではないでしょうか。
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