【インペリアル・カレッジ・ロンドン】発展途上国ワクチン接種率向上に焦点

2018年1月9日

インペリアル・カレッジ・ロンドンが率いる、将来のワクチン製造を担うハブが正式に立ち上げられました。新しいインペリアル・カレッジ・ロンドンのハブでは、発展途上国のワクチン接種率を高めることに焦点が当てられています。

複数の研究パートナーが関わるこのハブは、化学工学と生命科学の各学科の科学者が参加します。ハブの研究者は、ジカとエボラなどによって引き起こされたようなウイルスの感染への対応として、すばやく費用効果の高い方法でワクチンを配布し、状況を改善することを目指しています。

現在、世界中で乳児の5人に1人、すなわち1950万人の子供が、基本的なワクチン接種を受けられていません。こういったワクチンの使用によって、5歳未満の子供の死亡の約3分の1を予防することができます。

開発途上国、とりわけ農村地域でのワクチンの配布は、限られた資源と、それによるワクチンの生産、輸送、保管などにかかる費用のために 難しいのが現状です。
ジカとエボラのように、急速に広がっているウイルスの流行には迅速そして効果的に対応しなければならず、開発途上国の科学者たちは十分な設備が準備できません。

そういった現状に対応するために、このハブのチームは、新しいウィルスの脅威が確認されてから数週間以内に、数万にも及ぶ新しいワクチン量を、すぐに提供できる生産システムを設計することに焦点を当てています。ワクチン接種率の向上によって、世界中の何百万人もの人々の生死を左右します。

また、ワクチンの製造、保管、運搬方法を変更して、新しい、又は現存する病気の発生や感染を防止して、今の状況を改善することを目指しています。

世界大学ランキングで常に上位にランクされているロンドンのサウスケンジントンにあるインペリアル・カレッジ・ロンドンは医学、科学、工学の分野では有名で、現在はビジネス、人文科学の分野も高く評価されています。

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中田まる子さん ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 経済学修士課程

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