イギリス大学留学で人気科目の1つ開発 学 と は、移民や紛争など日々大きく変化する世界の様々な問題や課題について考え対応して行くために、人道的活動や社会・経済開発の分野を幅広く研究し、これらの複雑な課題について解決策を探っていく学問です。開発学では経済や環境学、人類学をはじめ、開発学の関連分野を幅広く学び、より安全で安定した社会の発展を目指します。イギリスでは開発学の分野をリードする専門家たちによって卓越した教育を提供する開発 学 コースが多数開講されています。
質の高さを誇るイギリス大学の開発学は、英クアクアレリ・シモンズ社 (QS) による2023年のQS世界大学科目別ランキング(QS World University Rankings by Subject 2023)で、6校が世界トップ10にランクイン。今回は、その開発学トップ大学6校とそのおすすめ大学院 開発 学コースをご紹介致します!
SI-UKはイギリス大学開発学コースへの出願をサポート致します。先ずはSI-UK東京・大阪にお問い合わせの上、 初回無料コンサルティング をご予約ください。
開発学でトップ10入りしたイギリス大学6校とは?
1. サセックス大学(University of Sussex)
イギリス南部ブライトンにあるサセックス大学(University of Sussex)の開発学は世界を牽引する研究と教育に評価が高く、QS世界大学科目別ランキングにおいて連続で第1位に輝く、世界最高ランクの開発学コースを提供しています。サセックス大学の多様なバックグラウンドを持つ専門家は、人権から環境まで幅広い分野で世界に貢献しています。そのDevelopment Studies MA(修士課程・開発学)コースでは不平等や持続可能性、安全保障など、現代の最も差し迫ったグローバルな課題に対処するため、必要となる分析力と実践力を育てながら開発問題に取り組む方法を学びます。幅広いモジュールから選択できるので、一番関心のある分野を柔軟に選択が可能です。優れた設備を持つサセックス大学のキャンパスはブライトン郊外のファルマーに位置し、ロンドンへのアクセスが良くガトウィック、ヒースローなどの主要国際空港からも近い場所にあります。
- おすすめのコース:Development Studies MA(修士課程・開発学)コース
- 期間:フルタイム1年間、パートタイム2年間
- 入学条件:社会科学または関連分野でGPA が少なくとも 4.0 または同等の学士号。他の専門資格や同等の資格をお持ちの方も、このコースへの入学が考慮される場合があります。この要件はガイドラインであり、サセックス大学は全ての出願を個別のケースに応じて考慮します。また英語の条件として、IELTS (アカデミック)が総合スコア 7.0、各コンポーネントで少なくとも 6.5 (または同等のもの)以上が必要です。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:サセックス大学では才能のあるユニークな人材を求め、経済的障壁に関係なく学ぶことができるよう様々な奨学金が提供しています。2024/25学年度に入学するための奨学金の詳細はまだ決定していませんが、頻繁に変更されますので、ご自身の状況や学習計画に合わせて、最適なものを見つけましょう。まずは、SI-UKのイギリス留学奨学金ページやイギリス大学・大学院奨学金検索ページをご活用ください。
- 留学生の学費:年間 £21,500(フルタイムコースの場合、注:学費は入学時期によって異なります。)
- 入学時期:9月
2. ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)
アジアや中近東、アフリカ地域研究に特化した専門性が非常に高いコースで知られるロンドン中心部のロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)は学生満足度も高く、多数の留学生が在籍する国際的な大学です。SOASの開発 学部は、国際的な開発と人道活動における学際的な学習と研究の拠点として国際的に認められています。人気の開発学コースの一つMSc Development Studies(修士課程・開発学コース)は、開発学を理論と実践において学際的に学び、将来のキャリアで役立つ独立した批判的分析のスキルを育てます。SOASの修士課程では、紛争や環境、政治など専門とするテーマを中心に学べるコースや、特定の地域に焦点を当てたプログラムが開講されています。またSOASのメインキャンパスは国際的に知られる有名な施設が周辺に数多くあるエリア、ロンドン中心部ブルームスベリーのラッセルスクエアに位置し、活気ある環境で学ぶことが出来ます。
- おすすめのコース:MSc Development Studies(修士課程・開発学コース)
- 期間:フルタイム1年間、パートタイム2年間
- 入学条件:このコースの入学条件として、一般的に関連する科目の 2:2(70%)、またはC+、または 3.0以上の学位(大学によっては2:2以上)、または学位が必要です。学位に加えて、サポートとなる書類の要素も考慮されます。参照となる書類はオプションですが、2:2の学位に満たないまた従来とは異なる資格を持っている場合はそのサポートに役立ちます。また英語の条件として、IELTS は総合スコア6.5 (または同等のもの)以上が必要です。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:SOASでは学ぶ学生にも様々な奨学金が提供されています。奨学金制度は、実績に応じたもの、経験やその他事情に応じたものなど様々ですが、頻繁に変更されますのでチェックしておきましょう。
- 留学生の開発 学 学費:年間24,350ポンド(注:入学時期によって異なります。)
- 入学時期:9月
3. ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)
ロンドン中心地にキャンパスを持つ社会科学に特化したロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、研究型大学24校からなるラッセルグループのメンバー校です。LSEの国際開発部は4つのtaught MScプログラムを提供し、国内および国際的な政治や経済システムだけでなく、地域社会における貧困と開発の遅れなどの問題を理解することに専念しています。この学部には世界各国の学生が学び、卒業後は、政府や非政府機関、国連、学術機関、そして発展途上国で活動している民間の組織などさまざまな機関で就職し活躍しています。LSEのキャンパスは、ロンドンの中心地コべントガーデンとテムズ川から歩いてすぐ。周囲は賑やかなエリアにもかかわらず、多くのキャンパス周辺にある通りは歩行者専用になっており、キャンパスは本物のコミュニティのように感じられるでしょう。
- おすすめのコース:MSc Development Studies
- 期間:フルタイム1年間、パートタイム2年間
- 入学条件:このコースの入学条件として、一般的に関連する科目(社会科学または人文学の分野が有利)の 2:1(アッパーセカンド)の学位、または同等のものが必要です。しかし、競争率が高いため、最低の入学条件が満たされても入学を保証するものではありません。また英語の条件として、IELTS は総合スコア7.0、各コンポーネント 6.5(リーディングは7.0)以上が必要です。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)では奨学金が提供されています。奨学金制度は、実績に応じたもの、経験やその他事情に応じたものなど様々ですが、頻繁に変更されますのでチェックしておきましょう。
- 留学生の学費:25,920ポンド(注:入学時期によって異なります。)
- 入学時期:9月
4. オックスフォード大学(University of Oxford)
英語圏で最も長い歴史を誇るトップレベルの名門校、オックスフォード大学(University of Oxford)は38の独立したカレッジとパーマネント・プライベート・ホールと呼ばれる6つのカレッジで構成されています。そのDepartment of International Development (国際開発学科、ODID)は、世界的な学者による個人指導や少人数制のクラスで学べる、国際的にトップクラスの開発学研究学科と認められています。オックスフォード 大学院や、博士課程で提供される開発学コースは、経済学や政治学、国際関係学、人類学、歴史学、などを網羅した優れた学際的なアプローチによって、グローバル・ガバナンスや安全、移民と人権まで国際的に最も差し迫った問題のいくつかに取り組みます。
- おすすめのコース:MSc in Economics for Development
- 期間:9ヶ月間のフルタイムコース
- 入学条件:このコースの入学条件として、経済学において1st (ファースト)または非常に優れた2:1(アッパーセカンド)以上の学位(学士課程)、または同等のものが必要となります。しかしこのコースは非常に競争率が高く、合格者のほとんどが1st (ファースト)または同等の成績を保持しています。また英語の条件として、IELTS (アカデミック)は総合スコア7.5以上、各コンポーネントで少なくとも 7以上が必要です。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:オックスフォード大学では多彩な奨学金が提供されています。奨学金は頻繁に変更されますのでチェックしておきましょう。まずは、SI-UKのイギリス留学奨学金ページやイギリス大学・大学院奨学金検索ページをご活用ください。
- 留学生の学費:36,000ポンド(注:入学時期によって異なります。)
- 入学時期:9月
5. ケンブリッジ大学(University of Cambridge)
卓越した教育と研究を誇るケンブリッジ大学(University of Cambridge)は、英語圏の国の中で 2 番目に歴史の長い大学です。ケンブリッジ大学の開発学科では、幅広い分野で開発学のキャリアを目指す学生のために卒後研修や研究のための幅広い機会を提供しています。ケンブリッジ 大学院で提供されているMPhil in Development Studies(修士課程・開発学(MPhil)コース)では、現代の開発学における様々な問題は学際的な視点がなければ、しっかり理解できないという認識のもと、社会学や法学、政治学、経営学、経済学、人類学など発展途上国に関連する政治経済学の基礎知識を学際的に学ぶ、1年間のフルタイムコースです。ケンブリッジ大学は通常のカレッジ制大学とは異なり、大学は、基本的に独立した自治権をもつ 31のカレッジで構成されています。
- おすすめのコース:MPhil in Development Studies(修士課程・開発学(MPhil)コース)
- 期間:9ヶ月間のフルタイムコース
- 入学条件:このコースの入学条件として、イギリス大学で関連する科目の 2:1(アッパーセカンド)以上の学位(学士課程)またはイギリス以外の大学で少なくともGPA 3.7/4.0を取得していることが必要です。また学歴に加えていくつかの要素も考慮します。また英語の条件として、IELTS (アカデミック)は総合スコア7.5以上、各コンポーネントで少なくとも 7が必要です。最低の入学条件が満たされても入学を保証するものではありません。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:ケンブリッジ大学は留学生にも奨学金が提供しています。奨学金情報は更新されますので、ご自身に最適なものを見つけましょう。まずは、SI-UKのイギリス留学奨学金ページやイギリス大学・大学院奨学金検索ページをご活用ください。
- 留学生の学費:51,265ポンド(注:入学時期によって異なります。)
- 入学時期:10月
6. マンチェスター大学 (University of Manchester)
イギリス北部にある名門の赤レンガ大学、マンチェスター大学 (University of Manchester)は産業界や公共セクターとの強いつながりを持ち、1,000以上に及ぶ多様で質の高いプログラムを提供しています。その中でも人気の開発学はヨーロッパ最大の研究施設を持ち、優れた開発研究を提供して来ました。MSc Global Developmentコースでは、真に学際的なプログラムによってグローバルな政治経済、貿易、ガバナンス、不平等、環境といったテーマを横断して学習します。またグローバル開発に関連する専門知識の分野で高度なトレーニングのための幅広いオプションからメリットを得ることが出来ます。このコースでグローバルな開発に関するさまざまな視点を分析するために必要なスキルを身につけ、重要な洞察を深めましょう。マンチェスター大学のキャンパスは、イギリス最大規模の図書館をはじめ、IT施設、スポーツジム、学生寮などの充実した施設と学習環境を提供しています。
- おすすめのコース:MSc Global Development
- 期間:1年間
- 入学条件:このコースの入学条件として、1st (ファースト)または2:1(アッパーセカンド)の学位(学士課程)、または同等のものが求められています。また英語の条件として、IELTS は総合スコア7.0、各コンポーネント 6.5以上が必要です。入学条件について詳しくはSI-UKへお問い合わせください。
- 奨学金:マンチェスター大学では様々な奨学金が提供されています。奨学金制度は、頻繁に更新されますので大学ホームページでご確認ください。まずは、SI-UKのイギリス留学奨学金ページやイギリス大学・大学院奨学金検索ページをご活用ください。
- 留学生の学費:27,000ポンド(注:入学時期によって異なります。)
- 入学時期:9月
開発学発祥の地、イギリスで提供されるトップクラスの開発学コースで実践的に学びましょう。人気の高いオックスフォード大学の大学、大学院への留学など、トップ難関校への効果的な出願は、SI-UKオックスブリッジ出願サービスがおすすめです。この出願サービスは、イギリストップ大学への出願に向けて、志望動機書のエッセイ指導やフィードバック、模擬インタビュー、書類作成、など総合的なサポートをご提供しています。詳しくはSI-UKまでお問い合わせの上、まずは初回無料コンサルティングをご予約ください!
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FAQ よくある質問
社会学の一つの分野である開発学は人道的な救援活動や国際開発について紛争や移民、政治の生態、援助など、重要で複雑な国際的課題を幅広く研究します。 この分野で学生は、世界の来たる未来を理解し、どうやって紛争を回避していくか、また人々を守りつつ開発を進めていくにはどうすれば良いのかなど、難しいグローバルな課題の解決策を探っていきます。
開発学とは社会をもっと安定させ、より安全になることを目指して、主に発展途上国について学んでいく分野です。また人類学、経済学、環境学、グローバリゼーションなど関連した分野を学習する学祭的な分野であり、民主主義や人権、宗教、政治などに関する知識も身につけられます。
イギリスで開発 学を学び、開発 学 学位を取得した卒業生の多くは、ジャーナリズムから民間セクターの開発、政府や研究に基づいたキャリア、そしてまた国連、世界銀行、ユニセフなどの大規模な国際的な機関に至るまで、幅広い分野で活躍しています。
過去や現在、未来のトレンドを分析することで、開発学を学びながら先進国と後進国の違いに気づくようになります。このことから、卒業生は発展途上国が直面している政治的、経済的、そして環境的な課題のより良い解決に向けて取り組み国際社会に大きく貢献することが出来ます。
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