イギリストップ大学は、世界一流レベルの教育を学びに日本の著名人達も留学した歴史があります。どんな偉人達がどの大学を卒業したのでしょうか。本日はイギリス留学した日本の著名人とその大学をお届けします!
白洲次郎
日本文化と美について著作を残した随筆家、白洲正子の夫としても有名な白洲次郎は、終戦直後の連合国軍(GHQ)占領下の日本で、当時首相であった吉田茂の側近としてイギリスで学んだ英語を生かし、サンフランシスコ講和条約締結の交渉にあたった人物です。1919年からイギリス留学し、ケンブリッジ大学(University of Cambridge)クレア・カレッジで聴講生として西洋中世史、人類学を学びました
ケンブリッジ大学は、その卓越した教育と研究、卒業生の質の高さで名高い名門校です。2020年度、英ガーディアン紙全国大学ランキングで今年も1位を獲得しました。大学には31のカレッジが所属し、それぞれ独自の特徴を持っています。そして優秀な教授陣、学術スタッフも高い評価を得ています。
志田林三郎
日本の電気工学、そして技術の時代を切り開いた物理学者、電気工学者の志田林三郎は、電信科を1879年に首席で卒業して日本初の工学士となりました。翌年1880年にスコットランドのグラスゴー大学(University of Glasgow)に留学し、イギリスの著名な物理学者ウィリアム・トムソンに師事。帰国後は無線実験をマルコーニが成功させる10年前に導電式無線通信の実験を行うなど幅広い研究を数々行い、日本初の工学博士となりました。
スコットランド最大の都市、グラスゴーのグラスゴー大学(University of Glasgow)は、一流研究大学から成るラッセルグループの一員であり、英語圏で4番目に古い歴史を持ちます。イギリスで最も美しい大学にランクインし、そのメインキャンパスは最新設備を備え、高品質な教育と研究で高い評価を受けています。
大江スミ
自立した女性を育てる教育機関として東京家政学院を創立した大江スミは、明治から昭和の日本での女子教育の礎を築きました。彼女の英語力が評価され、1902年から文部省の派遣でイギリス留学。後にベッドフォードシャー大学の衛生科で学びます。日本に帰国後は、女子師範学校の教授を務めた後、自宅に初の家政学の専門学校となる家政研究所を創設したのが東京家政学院の始まりとなりました。
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ベッドフォードシャー大学(University of Bedfordshire)
ベッドフォードシャー大学は、1849年に当時の女性社会運動家のサポートでイギリス初、女性のための高等教育機関として創立されました。そのキャンパスはロンドン近郊にあり、120カ国以上から来た学生が学ぶグローバルな環境です。2013年にはQueen's Anniversary Prize(特に優秀な功績をあげた大学へ与えられる賞)を受賞。ジャーナリズムやマーケティング関連の分野で知られています。
夏目漱石
日本の近代文学において名高い作家の夏目漱石は、日本で英文学科を卒業。教授などを務めたあと、イギリスへ留学。1900年からユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)の聴講生として学びました。留学後に、初めての作品『吾輩は猫である』を執筆し、評判となりその後、「坊ちゃん」「こころ」などの名作を生み出しました。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は、ロンドン大学所属カレッジの中で最大そして最古のカレッジです。大英博物館の近くにキャンパスを持ち、スタッフ、卒業者の34人がノーベル賞を受賞している一流エリート大学です。著名な研究型大学で構成されたラッセルグループのメンバーであり、その優れた研究と教育で著名なランキングでは常にトップレベルです。
その他にも、オックスフォード大学で学んだ皇后雅子様、UCLで学んだ、日本の鉄道建設に貢献した井上勝氏など、様々な著名人がイギリス留学で学んでいます。イギリス留学で、自分のキャリアを開花させませんか。
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