英語では、1つの意味を表す様々な語彙や表現がありますが、その意味を違って捉えてしまうとIELTSのスコアに響いてしまうことも。将来のイギリス 大学への留学のために、今から多彩なフレーズを覚えていきましょう。今回は、よく使われる“疲れた”という語彙に焦点を当てて、SI-UK IELTS対策センターの指導経験豊かなネイティブ講師がその様々な表現についてご紹介します!
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【IELTS攻略法シリーズ:第13回】英語で疲れたというときの様々な表現とは?
今日のレッスン中に、学生から1つの語彙について質問がありました。彼女が英語字幕付きのアニメ (Qちゃん) を観ていると、キャラクターたちが地面に穴を掘っている時に登場人物の一人が “I’m beat” と言ったそうです。この生徒はこの“I’m beat”という表現はどういう意味ですかと聞きました。
私が、“I’m beat”は”疲れた”の別の言い方に過ぎないよと答えると、これがレッスンで英語のさまざまな表現について話し始めるきっかけとなったので、今回は私たちが話し合ったフレーズのいくつかについてブログを書こうと思いました。
日本の人たちは疲れた時、眠い、疲れたという2つの表現のどちらかを使う傾向がありますね、これらの言葉は、英語の“sleepy”や“tired”とほぼ同じ意味です。しかし意味には僅かな違いがあり、“sleepy”は、体が “眠い”と伝えているのに対して、“tired”は、運動や仕事などでエネルギーを大量に消費して、休養が必要な状態です (そして必ずしも眠りません) 。しかし、ほとんどの人はこの違いを気にせず、同じような意味で使用したり、“tired”が“sleepy”より強力な表現と思われるのが一般的です。
この他にも、上記の2つの代わりに”疲れた”に関連する表現として使える慣用句や、カジュアルな表現がありますので、次にご紹介しましょう!
1.Exhausted
この“exhaust”と言う動詞は、“to completely empty”(すっかり空になる)と言う意味です。この動詞は少しフォーマルであり、ニュース記事で使われているかもしれません。“Reserves of food were completely exhausted”という文章は、”食料が全て使われて無くなってしまった。“という意味なので、誰かが“I’m exhausted”と言った時は、すべてのエネルギーを使い果たしたという意味になります。もちろん本当にではありません!
2. Beat
この言葉が今日の話の始まりです。“I’m beat”は、殴られたか、または行っているタスクに打ち負かされたなど、精神的にまたは肉体的に疲れたときに役立つアメリカ的表現です。
3. Knackered
これはイギリスでよく使われるとてもイギリス的なスラング表現です。 “Knacker”は、元々働き過ぎてもう働けなくなってしまった馬を表すために使われた言葉でした。イギリスの人達はとても疲れている時や、何かを壊してしまった表現として、“Knacker”を使います。
4. Wiped out
“To wipe something out”することは、完全に物を破壊する、全滅することです。ネイティブの人々たちは、何かの活動によって完全に破壊されてしまったような気持ちになり、“疲れ切っている”という意味でWiped outと言います。
5. Worn out
“Worn out”と言う言葉は通常、服のようなものが使い古されてもう使えなくなったことを意味します。“Worn out”は、自分自身を表現するときにも使われるフレーズで、疲れ果てている、くたくたに疲れている、などと言う意味です。
6. “I’m tired of X” 対 “I’m tired”
“I’m tired of X”と言うときは、“I’m tired”と少し意味が違います。その人が疲れていると言う意味ではなく、“X”をこれ以上欲しくない、うんざりだという表現です。これは名詞または動詞+ing (動名詞) で使う事ができます。
- 例:⑴ “I’m tired of walking everywhere. I want to buy a car.”(あちこち歩くのはうんざりしているよ。車が買いたい。)
- ⑵ “I’m tired of my diet. I’m going to McDonald’s(ダイエットにはもううんざり。マクドナルドに行くよ。)
- ⑶ “I’m tired of listening to K-pop. Play something else.”(Kポップを聞くのはもう疲れたよ。何か他のものを聞こう。)
このフレーズにもいくつかの表現があり、“I’m sick of”、または“I’ve had enough of”、ともいうことができます。
最近、アメリカ人が次のフレーズを使っているのを耳にしました。
- “I’m done with”( ~と関係を断つ)
こういったフレーズはとても強い表現にもなるので注意して使いましょう。イギリス人が“I’m sick and tired of listening to you complaining!”(君の不満を聞くのはもううんざりだ!)と言うのを聞いたら、多分彼らは少し怒っているかもしれません。
2021年5月現在の日本ではほとんどの人が以下の意見に賛成すると思います。
- “I’ve had enough of remote working.” (リモートワークはもうたくさんだ。)
- “I’m tired of not seeing my friends”(友達と会えないのにうんざりしている)
早くこの状況が良くなることを願っています。今はこの時間を使ってゆっくり休息しましょう。
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