質の高い教育だけが、留学生がイギリスに魅力を感じるポイントではありません。高品質な学習経験を楽しみながら、イギリスの手頃な費用で暮らせる都市を見つけることができるのも大きなメリットです。留学するかどうか生活費の高さで、悩んでしまう学生は少なくありません。しかしイギリスの一流大学の多くは、手ごろな生活費で暮らせる学生都市に位置しており、生活費の負担を軽減しながら、学生生活を満喫することができます。今回はイギリスでオススメの生活費が手ごろな学生都市5選をお届けします。
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生活費が手頃なイギリス学生都市5選とは?
イギリスで留学生が学生生活を送るのにおすすめな生活費が安い5つの学生都市を、その都市に位置する一流大学の情報とともにご紹介します。
1. ボーンマス
ボーンマスは、学生にとって手頃な費用で暮らせる魅力ある場所です。世界クラスのビーチや世界自然遺産になっているジュラシックコーストへのアクセス、そして自然が楽しめるニューフォレストのあるこの街は、自然の美しさと都市の利便性がユニークに融合した都市です。ボーンマスの生活費は学費を除いて、毎月平均840ポンドと見積もられており、大都市に比べてリーズナブルです。比較的安い食費や交通費、また平均で月558ポンドという手頃な家賃が、教育と生活の質のバランスを求める学生にとって、この街の魅力的なポイントとなっています。
【ボーンマスの大学】
アーツ・ユニバーシティ・ボーンマス(Arts University Bournemouth)
イギリス南西部にあるクリエイティブ業界をリードするアーツ・ユニバーシティ・ボーンマス(Arts University Bournemouth)は、実践的な質の高い教育で知られ、創造的なキャリアを目指す学生にメリットの大きいキャリアへつながりやすいコースを提供。高い就職率を誇り、98%の卒業生が、卒業後6ヶ月間に、就職、または大学院へと進学しています。
- 平均の外国人学生向け費用:約18,950ポンド〜19,950ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
ボーンマス大学(Bournemouth University)
ボーンマス大学(Bournemouth University)はイギリスを代表する近代大学であり、将来のキャリアに向けてスキルと柔軟性を備え、先進的な考えを持つ卒業生を育成しています。ボーンマスのコースは雇用主からの意見を取り入れて設計されており、ワークエクスペリエンス(実務経験)が学位取得の一環として重要なポイントとなっています。この大学のコミュニティーには19,000人の学生が在籍しており、そのうち2600人が120カ国からの留学生です。
➡️ ボーンマス大学のコース
- 平均の外国人学生向け費用:約13,750ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
2. カーディフ
ウェールズの首都カーディフは学生にとって イギリスで最も手頃な都市の1つであり、豊かなカルチャーシーンと活気的な雰囲気で知られています。またカーディフ大学やカーディフメトロポリタン大学などの名門大学の拠点であり、手頃な費用で質の高い教育を提供しています。カーディフの友好的な環境は 多様な学生同士のネットワークを育み、共通の興味をシェアする多くの機会を提供しています。カーディフでは、平均で毎月かかる生活費が720ポンドから850ポンドであるため、学生は出費を抑えながら 充実した大学生活を楽しむことができます。それに加えて、カーディフの12世紀に遡る歴史的な建造物も魅力的です。
【カーディフの大学】
カーディフ大学 (Cardiff University)
1883年創立のウェールズの首都に位置するカーディフ 大学(Cardiff University)は、権威ある伝統と近代的施設を兼ね備え、質の高い教育と研究を提供している一流大学です。有名なラッセルグループのメンバー校であるこの大学は、希望に合わせて調整できる幅広いコースを提供。またキャリアについても雇用主からのカーディフ大学卒業生の需要は非常に高く、その84%が卒業後すぐに高度なスキルを必要とする仕事に就いています。
➡️ カーディフ大学のコース
- 平均の外国人学生向け費用:約18,700ポンド〜23,950ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
カーディフ・メトロポリタン大学(Cardiff Metropolitan University)
ウェールズの首都、カーディフに3つのキャンパスを持つ カーディフ・メトロポリタン大学(Cardiff Metropolitan University)は、影響力のある研究とイノベーションとともに、専門的に認められた学位を提供している近代的な大学です。雇用の可能性とコミュニティー、また学生サポートに焦点を当てた この大学の卒業生のうち94%が就職または進学しています。
- 平均の外国人学生向け費用:約16,000ポンド〜19,000ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
3. リンカーン
リンカーンはイギリスの学生にとって、最もコストを抑えて、生活できる都市の1つとして知られており、費用効率の高い生活環境を提供。様々な予算とライフスタイルの好みを満たす生活を送ることができます。毎月の生活費は平均750ポンドから1200ポンド、また学生向け宿泊施設にかかる毎月のコストは平均250ポンドから650ポンドであり、手頃な生活費に貢献しています。またこの街には リンカーン大学のような評判の高い教育機関があり、過剰な出費を抑えて質の高い教育を受けたいと考えている学生に適しています。費用の安さだけでなく、歴史的な魅力と多様性を持つライフスタイルの選択肢もリンカーンの魅力です。
【リンカーンの大学】
リンカーン大学 (University of Lincoln)
リンカーン大学 (University of Lincoln)はイギリスのイースト・ミッドランズにある美しい歴史ある街の中心に位置し、教育と研究の質の高さ、そして雇用主との協働に向けた革新的なアプローチで国際的な評判があります。1996年にエリザベス2世によって開講された比較的新しい大学でありながら、QSスターズ評価で総合5つ星を始めるなど 数々の大学ランキングで好成績を誇ります。
➡️ リンカーン大学のコース
- 平均の外国人学生向け費用:約14,900ポンド〜16,600ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
ビショップ・グローステスト大学(Bishop Grosseteste University、BGU)
1862年に設立したビショップ・グローステスト大学(Bishop Grosseteste University、BGU)は、様々なバックグラウンドを持つ学生に高品質な教育を提供してきた歴史を誇る 評価の高い教育機関です。そして今日では学部や大学院など幅広いコースを提供する多様性と包括性を備えた大学に成長しました。ビショップ・グローステストは教育と学生経験への取り組みで常に評価されており、Times Good University Guideランキングでは 教育の質でイギリストップに輝きました。
- 平均の外国人学生向け費用:約11,500ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
4. ポーツマス
ポーツマスはイギリスで、唯一の島嶼部に位置する都市であり、手ごろな費用で暮らせる活気ある学生の中心地として知られています。またポーツマス大学を始めとするトップ大学の中心地であり、比類のない学生経験を提供しています。この都市のユニークな環境は ビーチや多様なレストランの選択肢、コンサート会場、文化的なホットスポットへのアクセスを提供しています。2022年にはAirbnbによって人気のホットスポットトップ10に選ばれたポーツマスは、風光明媚な環境とフレンドリーな雰囲気、また手ごろな生活費と刺激のあるライフスタイルが融合した学生生活を送るための理想的な場所となっています。
【ポーツマスの大学】
ポーツマス大学(University of Portsmouth)
ポーツマス大学(University of Portsmouth)はイギリス南海岸に位置し、5つの学部にわたり実践的なコースを提供している学際的な近代大学です。また1869年にまでさかのぼる豊かな歴史を持つ大学であり、ほとんどの学士課程コースには1年間の有給の就労期間が含まれ、キャリアにつながる実践的な教育を行うことで知られています。研究室や学習スペース、スポーツフィットネス施設など、学生満足度も高いポーツマス大学の最先端を誇る施設は、大学の実践的な教育と研究、業界との共同プロジェクトをサポートしています。
➡️ ポーツマス大学のコース
- 平均の外国人学生向け費用:約20,800ポンド〜21,800ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
5. ニューカッスル
ニューカッスル・アポン・タインは、イギリスでもトップランクの学生都市であり、手ごろな費用と生き生きとした環境を提供しています。活気ある文化とコンパクトなサイズで知られるニューカッスルは活気と共同体意識のバランスが取れた街です。またニューカッスル大学やノーザンブリア大学などの著名な大学があり、多様な学生が集まっています。この都市では平均して 6人のうち1人が学生であり、学生都市の活気のある雰囲気に満ちています。この都市の留学生の平均生活費は毎月約1.110ポンドであり、これには宿泊費や食費、交通費、また教材費等の生活必需品が含まれています。
【ニューカッスルの大学】
ニューカッスル大学(Newcastle University)
イギリス北東部のニューカッスル 大学(Newcastle University)は学生満足度が非常に高い有名なラッセルグループのメンバー校であり、質の高い学問と研究で知られています。優れた指導で評判も高く、尊敬されている教育機関であり、国内外のランキングで常に上位にラランクインしています。1834年にSchool of Medicine and Surgeryとして創立して以来、豊かな歴史を誇るこの大学は、卓越した研究と医学や工学、科学、社会学を含む様々な分野への知識向上の貢献で有名です。
- 平均の外国人学生向け費用:約20,900ポンド〜28,800ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
ノーザンブリア大学(Northumbria University)
1969年に設立したノーザンブリア大学(Northumbria University)は イギリス国内で最も規模が大きく、指導に熱心な各業界をリードする教授や講師陣が 指導する 世界中の学生に人気の評価の高い大学です。ノーザン ブリア 大学には3つのキャンパスがあり、メインキャンパスはニューカッスルに位置し、現在では多額の資金を投じて改良されました。この大学が提供する20の学部では多様な科目・コースが提供され、そのプログラムの多くが 様々な分野の専門家によって承認されています。
- 平均の外国人学生向け費用:約17,500ポンド〜22,000ポンド(学費は入学年度、学部・コースによって異なりますので、ご確認ください。)
イギリスで費用を抑えて学生生活を送りながら、世界クラスの学位を取得しましょう。上記の大学について詳しくはSI UKにお問い合わせください。
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FAQ よくある質問
2025年度のQSベスト学生都市ランキングによると、イギリスで1番学生に優しいイギリス都市は今年も世界一の学生都市に選ばれたロンドンを始め、エジンバラ、マンチェスター、コベントリー、ブリストルがトップ5にランクインしています。
新しい留学先での環境に慣れ、新しい友達を作るには時間がかかります。トラブルが起きたときや体調が良くない時にホームシックを感じやすくなる方も多いでしょう。ホームシックに陥ってしまわないように、目の前のやらなければならないことに集中したり、大学のサークルやミーティングに参加するなど、いろいろな人に会い、外に出て楽しいことをトライしてみましょう。
大学1年生の時に、大学寮はより手ごろな宿泊施設の選択肢とみなされることがよくあります。家賃には通常、光熱費やインターネット、場合によっては保険などの料金が含まれています。このように予測できない費用が少ないため、全体の予算を立てやすくなります。
イギリスで、最も生活費のかかる学生都市を、月間の平均的な支出と共にご紹介すると、1位はロンドンで月間の平均支出が約1542ポンド。2位はブライトンで約1410ポンド、3位はオックスフォードで約1291ポンド、4位はブリストルで約1286ポンドなどとなっています。
イギリスで学生生活を送るのに、オススメの安全な都市は、豊かな歴史と建築、また犯罪率の低さで知られるエジンバラや、中世の魅力と文化遺産を誇るヨーク、安全で静かな環境が魅力のバース、名門大学のある歴史的な学生都市として知られるケンブリッジやオックスフォードなどがあります。