
MBAには、単なる学術的な資格という以上の意味があります。MBAは、その人が自分のキャリアに真剣に取り組み、豊かな経験を有し、最新の経営理論やスキルを身につけていることを証明するものです。そしておそらく最も重要なのは、MBAで学ぶことが将来重要なポストを手に入れるための後押しを、確実に行ってくれるという点でしょう。英国は、MBA取得に最適であり、英国の金融業界は、東京、フランクフルト、ニューヨークなどの主要なグローバルマーケットと並ぶ世界有数の規模を誇っています。ヨーロッパの金融センターであるロンドンは、単独でヨーロッパ市場における全取引の70%を占めています。さらに、英国は外国人によるヨーロッパ向け投資では圧倒的なシェアを誇り、日本、アメリカ、アジア諸国による対EU投資の約40%が集まっています。
しかし、より重要なのは、英国はヨーロッパで最も多くのMBA取得者を輩出している、ということです。英国には100校をはるかに超えるMBAスクールがあり、3000人以上の留学生がフルタイムのプログラムで学んでいます。MBAコースの修了者は、年間約1万1000人にのぼります。優れたMBAプログラムは、世界のビジネス環境に敏感です。英国のMBAプログラムでは、30か国以上から留学生を受け入れているものも珍しくありません。MBAコースの学生は、非常に幅広い業界から集まり、取得している学士号の種類も実に様々です。
そしてもちろん、英国のMBAコースで行われる講義やセミナーでは、世界でもトップクラスの講師から話を聞くことができます。講師たちは、産業界でコンサンタルタント業務を行うよう奨励されています。さらに、ほとんどの学校は、BP、シェル、バークレイズ、HSBC、英国航空、ヴァージン、ICIなどの企業や、産業全体との間に緊密な連携を保っています。このため、コースの内容は時代の先端をいくものであり、講師たちは学術的な厳しさと、産業界のニーズに対する理解の両方を備えています。
学生は、小売り、エネルギー、電気通信、金融・銀行、エンジニアリング、コンサルティング、Fコマースなど、考えうるすべての分野で、国際的に高く評価される企業で働く機会を得ることができます。MBAで手がけたプロジェクトや修士論文が、様々な業界の企業や、国内および国際的な優良企業の注目を浴びて、採用につながることもよくあります。
英国でMBAを取得するという選択は、自分に投資し、様々な経営スキルを強化することによって将来のキャリアの可能性を広げる、という大きなステップの第一歩です。MBAは、経営に関する最新の考え方を深く理解し、それを発展させることによって、これまでのキャリアで得た実践的な能力を高めることをめざす優れた経歴を有する管理職を対象にしています。
ビジネス分野の学士号を取得している必要はありませんが、通常は2~5年間の適切な職務経験が必要とされます。(この点は、ビジネスの経験を持たない新卒者を受け入れる、アメリカの多くのビジネススクールとは対照的です。)また、学生は優れたクラスメートと共に学ぶ中で、大きな成果を得ることができるでしょう。将来の課題に取り組む準備を整える MBAで学ぶことによって、学生はビジネスに対する戦略的な意識が高まり、将来のキャリアについて、より大きな目標を持つようになります。経営のプロセス、手続き、実践に関する最新の理論を完全に理解すると同時に、上級管理職に不可欠な高度の問題解決能力や、対人関係のスキルを身につけることができます。 MBA協会 (AMBA) が実施する「MBA取得者の給与とキャリアに関する調査 (MBA Salary and Careers Surveys)」は常に、MBAが優れた投資であることを実証しています。MBA取得者は速いペースでキャリアが発展することに伴い、その責任と報酬も格段に大きくなるのです。